ワキガとワキ汗を改善!「アロマティック・ボディ」この脇から出るニオイと汗を、なんとかしたい!
そう強く思ったわたしは、思いつく対処法を次々と試しました。
薬局で売られている制汗剤に関しては、初めは好みのニオイのものや、効き目がありそうなものを選んで使っていました。
確かに、一時的に脇や体がスーッとして、汗が引いたような感じになります。
でも、いくらも立たないうちに、じわじわ効果が薄れ、汗とニオイが復活し、単なる一時しのぎにしかなりません。
7 体臭のキツイ人が多い、海外の製品なら効くかも、と思い、海外の消臭クリームや制汗剤を取り寄せたこともあります。
ニオイの消える石、というものもありました。
こすりつけるタイプのものでしたが、すぐ嫌なニオイが復活します。
無理やり消臭スプレーをかけると洋服に白く粉が浮いて目立ちました。
1度ニオイが染みつくと、もう着替えるより他に方法が見当たらないのです。
体臭がバラの香りになるというサプリメントも試しました。
しかし、どれもこれも、値段の割には変化が御座いません。
肌に合わないとき等、ひどいときはかぶれたようになりました。
ムダ毛が原因かと思い脱毛に行きましたが、毛は関係なかったようです。
むしろ、ツルツルになりすぎて余計汗が勢いよく流れる始末。
洋服の脇部分に取り付ける汗取りパッドは、わたし程の汗の量だと直ぐに濡れてしまうし、少しでも涼しければ汗をかかないかも・・・と冷感下着等を購入したことも。
汗のニオイまで取るという宣伝文句のウエットティシュで頻繁に肌をぬぐい、熱がこもりにくい通気性の良い服を選び・・・そこまで努力しても、わたしの汗とニオイには一向に効果は御座いませんでした。
このままでは、恥ずかしくて外出なんか出来ません。
自分が人より汗かきで臭いやすいと知ってから、友人とランチに行くのも、ウインドーショッピングも、おっくうに感じ始めました。
洋服を買いに行っても試着何て出来ないし、きっと汗のニオイが付いて店員に嫌がられる。
友達だって、きっとこんなわたしを暑苦しいと思うに違いない。
少し日当たりのいいとおりを歩くだけで、服の中がじっとりしてくるのが自分でもわかるし、暑いからって上着を脱ぐとニオイが広がる感じがして、いやだと思いました。
そんなネガティブな感情がこみ上げてきて、誰かに会うのも気がひけ、休みの日も家で過ごすことが増えるようになりました。
なんとかしたいと思って頑張る程、失敗してふさぎ込む回数が増えていくばかり。
そうこうしているうちに、ストレスが溜まっていったせいか、余計に汗の量とニオイが悪化しているような気がします。
アパートを訪ねてきた親もその酷さに驚きました。
わたしの部屋は、香水と汗のニオイが混ざって耐えられないと言うのです。
父親と母親が自分のニオイで嫌な顔をする所を見て、思わず涙が出ました。
わたしの激しい落ち込みを目の当たりにした両親は、手術を考えてみない?と聞いてきました。
それはわたしも以前から考えていたことです。
汗の量もさることながら、脇の汗のニオイをもとから取り除くには、もう手術しかない、そんな気がしていたからです。
しかし、体にメスを入れるというのは恐くて仕方がないので二の足を踏んでいました。
でももうこれからの人生を考えたら、その方法しかないと思いました。
これ以上、何十年も同じ状態に耐えるくらいなら。
雑誌等に広告を数多く出している有名なクリニックを選び、勇気を出して受診し、手術についての説明を受けました。
脇の汗とニオイを除去する手術は、いろいろな種類があって違いがよくわかりません。
とにかく分かったのは、ニオイの元を切開して取り除くと言う事だけ。
ワキの下にメスを入れて切り取る何て、聞いていて身の毛もよだつような気がしました。
でも、もう後にはひき下がれません。
相談の結果、傷跡が小さく、日帰り手術でも可能な方法で、手術して貰うことにしました。
入院はし無くて良かったものの、手術した部位を固定するので、しばらく仕事は休むことになり、術後の痛みや傷のツッパリに耐えて頑張りました。
思っていたとおり傷はナナメに入り、黒ずんでグロテスクに腫れています。
これで、とりあえず悩みの種から解放される!!
術後の不自由さにも、晴れ晴れした気持ちで過ごせたのです。
所が、2か月程度たったころでしょうか。
なにかのきっかけで、また感じたのです。あの、脇のニオイを・・・。
電車で横に立った人が、さりげなく場所を変えていくことが続き、手術前の状態に戻ったことを自覚せざるをえませんでした。
ワキから出る汗の量も手術前と較べて余り変わった気が致しません。
焦ってクリニックに相談しに行っても、余り相手にしてもらえず、「以前よりは数段、改善しているはずですよ」と、顔色ひとつ変えずに先生は言うのです。
病院帰りに会った友達にそのことを報告すると、え?という顔をするばかり。
「手術したの?今も汗のニオイしかしないよ?」と笑いながら言われました。
彼女は縮こまるわたしを少しからかうようにジロジロ見た後、肩をすくめてこう言い放ちました。
「きっとさあ、そういう身体なんだよ。もう無理だって」
そうなんだ、わたしのワキの下はもう変わらないのかもしれない・・・。
家にとぼとぼ帰ると、いつも頼んでいる宅配クリーニング屋さんから電話が入りました。
ニオイがきついので恥ずかしく、直接衣類を持って歩けないわたしは宅配を頼んでいたのです。
「うわっ・・・」
わたしの洋服を手にとったアルバイトの店員は、明らかに嫌そうに顔をしかめました。
なんにも悪いことしていないのに、どうしてこんなに人から避けられなくちゃいけないの?
もう何をしたって無駄なんだ…
その日、わたしははっきりと絶望を感じました。
手術の効果が完全になくなり、汗やニオイから逃げられなかったわたしは、しばらくはなんの努力をする気もなく、茫然と毎日をやり過ごしていました。
怖い思いをして身体を切り刻んだのに、高いお金を失っただけに終わってしまった。
様子を心配して電話をかけてくれた親にも、苛立ちをぶつけるようになりました。
あんたたちの体質のせいでこうなったんじゃない、遺伝のせいでわたしは苦しんでいるのに!
なんでわたしはワキガの家に生まれてきたの?ワキガさえなければいいのに!!
わたしなんか生まれてこなければ良かった。
そう思う程、自分の身体がすっかり嫌いになっていました。
外出の度にワキのあたりが不快感に襲われて、何度もトイレに駆け込む・・・
同じことの繰り返しです。
暗い気持ちでいるうちに、余りにもネガティブな自分にも嫌気がさし、せめて体でも動かそうかと、広告で見かけたジムの個人レッスンに通うことにしました。
所が、意外な所に人生最大の悩みを解決するヒントがあったのです。
ジムのレッスンの間、汗まみれの女性たちの中に、近寄るといい香りがする人がいました。
汗も他の人よりも少ないのが不思議で、特別なスポーツウェアや制汗剤を使っているのかと思い、教えてもらおうと思い切って聞いてみたのです。
すると、何も使っていないばかりか、実は彼女も昔は凄い汗っかきで、汗から出るニオイもすごくて悩んでいたのよ、と予想外の答えが返ってきて驚きました。
子供の頃から汗っかきで、大人になってからは「若年性の更年期では無いのか?」と悩み、原因がわからず、数多くの病院を回ってもまったく改善しなかったと言うのです。
あらゆる薬や注射を試しても、効果はなし。
根っからのスポーツウーマンだった彼女は、大切な身体を切り刻んだりストレスにさらすことは良くないと考え、一番負担の少ない方法を探していました。
食生活を振り返る所からスタートし、汗とバイオリズムの関係、更にはホルモンバランスにも注目。
また、学生時代の恩師に頼んで体育大学の教授にコンタクトをとって情報を集めたりしたそうです。
それらの情報と実際の身体の状態から分かることを照らし合わせ、いろいろと試した結果、なんと最終的には自力でひどい汗とニオイをなくすことに成功したのです!
わたしも極度の汗っかきでニオイも凄いことは既にばれている状態だったので、初めて自分の辛い気持ちを彼女に打ち明けました。
すると、彼女は真剣に話を聞き、ある方法を教えてくれたのです。
それは、彼女が学生時代にトレーニングに励んでいた頃に実際に汗とニオイを抑えるために行なっていた方法でした。
競技中に汗が何リットルも流れるようなハードなスポーツの選手にも効果があるのなら、もしかしてわたしにも効くかもしれない!
それは目先に囚われていたら思いつかないような意外な方法でしたが、とにかく彼女の言ったことを信じて行なうことにしたのです。
最初は、こんなことで治るのかな?と半信半疑だったわたしですが、場所を選ばずに行なえるので、こつこつ気軽に生活に取り入れるようにしました。
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